人工知能はかく語りき
というわけで前回のを引き継ぐ形で、人工知能の歴史を追いましょう!
(ちなみにタイトルは特に意味ないです)
そもそもの起源は?とかまで掘り返すとすごいことになりそうなんで
とりあえず産業革命くらいまでで止めときましょう笑
産業革命っていうとアレです、イギリスと蒸気機関って答えたらテストでは100点取れるやつです。詳しくは知らぬ。
とりあえず機械が産業運用されだして人間の代わりに色々やってくれて便利になったんですね。産業構造がそれによって以前とは全く変わったわけでして。
便利になって皆んな万々歳!!!
かと思うとそうでもないんですね。
それまで仕事を頑張っていた人が機械に職を奪われるんじゃないかって不安にかられ始めたんです。
なんか最近の人工知能ブームにもこんな風潮ありますよね!
んで、そんな労働者たちが「機械ぶち壊そうぜ!」って立ち上がったのがラッダイト運動です!!!
最高にパンク。
ちなみに産業革命ではなくIT革命バージョンをネオラッダイト運動というんだとか。
話が若干脱線しましたが、産業革命以降、機械の重要性が認識されたと言ってよいでしょう。人類は機械の重要性を認識しました。
大事なことなので二度言いましたよ!
さて、他にも必要な背景があります。
それは...計算機。
と言ってもみんなが思い浮かべるような奴ではないですよ!
例えばそろばんとかのことです!
面倒な足し算、引き算、掛け算くらいをどうにかして素早く行いたかったんですね!
「人間は考える葦である」で有名なパスカルがどうやら機械式計算機を発明したようで、そっから長い時間を経て改良が重ねられたようですね。
正直いうと計算機そのものの発達に関してはよくわかりません!
さて、機械と計算機が出揃いましたが大変重要なことが残っています。
コンピュータ
え、計算機のことじゃないの?!と思われるでしょうが(正しいのですが)、
ここでは敢えて別個にして考えてみました!
そう、ここまでが前振りですっ!!
人工知能の起源を話すにあたって、コンピュータの起源に触れておきます!
コンピュータを語る上で欠かせないのが論理(数学の意味で)です!
コンピュータが0と1で成り立つって話は聞いたことがあると思います。
それって意味わかんなくないですか?
0と1でどんなことも表現しちゃおうってことなんですよ?
意味わかんないくらいすごくないですか?
一体どういうことなのか?!?!
さて、ここで僕の大好きな数学者、ジョージ・ブールの登場です!!!!!
イケイケですね!
ブールの功績は、思考法則を2値論理(0と1)で表現しようとしたことです。
現代数学は論理の上に立っていますが、その根本のところに多大な貢献をしたと言っていいでしょう!
これによってある意味で「人間はどのように論理的に考えるのか」を数式で表すきっかけができました!!!
そして論理の基礎づけが出来上がった上で、20世紀に突入し、コンピュータ技術の三大トーチャンの登場です!
まずはアラン・チューリング
計算機の数学的取扱いを行い、計算機の理論的可能性を保証した感じですかね(ぼんやりとしか知らないです)。色々やっている人でして、個人的には暗号解読のイメージが強いんですよねー。チューリングを主人公にした映画、イミテーションゲームのせいでしょうか、、、
続いてクロード・シャノン!
スイッチのフタをパカパカすること(スイッチのonとoff)と論理値の0と1を対応させることで、それまで理論としてしか扱えなかった論理を、現実の機械として実現したんです!!
これのおかげで、なんというか「ファンタジーが現実になってきた」ということです!
ちなみのシャノンは情報理論というものを創始しており(この分野の教授曰くシャノン一人で現代の情報理論の殆どを作り上げてしまったんだとか)、機械学習について触れるときにもまた出てくるかもしれません!
最後にジョン・フォン・ノイマン!
The バケモノ。1人で1000人分の数学者の仕事をやったんじゃないでしょうか。
検索かけると逸話がゴロゴロ転がってるんで、数学わからない人でも凄さが伝わると思います!
個人的にはゲーム理論、量子力学、エルゴード理論、作用素環論とかですかねー
んで、コンピュータ技術については何やったかというとプログラム内蔵方式のコンピュータを作って、ようやく僕らが思うところのコンピュータを形にしたんですね。
ありがとうノイマン、おかげでめっちゃ便利だ!
ここから先が第二次世界大戦以後になります!
思ったより寄り道しました!駆け足ですけど!
とはいえ既に200年くらいの紆余曲折があったわけです。
そして、このような歴史を経て、ついに1956年、
『人工知能』という言葉が生まれたダートマス会議が開かれることになるのです....
........続く!